LDK(雑誌)のシャンプー編は信じるな!内容は誤表記満載で、ランキングや謎のパンテノール押しもお粗末!
内容は誤表記満載で、ランキングや
謎のパンテノール押しもお粗末!
晋遊舎から2016年冬に発売されたLDK(雑誌)のヘアケア最強バイブル・髪と地肌に本当にいいシャンプー。頭皮のかゆみやフケ、髪の毛のパサパサで悩む乾燥する時期に発売されたので、多くの人が手に取った雑誌ではないでしょうか。
この雑誌(シャンプー編)が発売されていたのは、知っていましたが読んでいませんでした。最近「LDK(雑誌)が誤情報を書いている」というタレコミをいただいたので、ちょっと買って読んでみると、シャンプーに関する誤情報をいくつか見つけました。
1000円も出して購入したわけですが、本当に髪の毛や頭皮のことで悩んでいる人に対しての雑誌ではないです。
目次
LDK(雑誌)シャンプー編は信じるな!
まさかのアミノ酸系がココイル~
今回、LDK(雑誌)シャンプー編を読んでみて一番驚いたポイントが、洗浄成分に関することです。
「アミノ酸由来の洗浄剤は、ココアンホ~ココイル~、」と書いてますが、ココイル~はヤシ油脂肪酸アシルを指しています。例えば、”ココイルグルタミン酸Na”でアミノ酸系由来の部分は、グルタミン酸です。
更に加えて、画像下2行にある「ココイル○○○、ヤシ油脂肪酸などがある」とあります。自分たちで”ヤシ油脂肪酸”と書いておきながら、アミノ酸由来の洗浄剤っておかしいですよね?しかも、ココイル=ヤシ油脂肪酸アシルなので「危険が危ない」って言ってるような感じですね。
この情報がブログやネットであれば、お問合せから「違いますよ~」とできるのですが、雑誌は発行されたら訂正ができません。その分しっかり校閲するべきではないか?と思います。
LDK(雑誌)シャンプー編は信じるな!
スルホン酸系が刺激の弱い成分扱い
このLDK(雑誌)のシャンプー編の特徴とも言えるのが、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naなどのスルホン酸系をすべて刺激の弱い洗浄成分と記載している点です。(↓画像は一部です、弱い成分と記載されている部分はたくさんありました。)
しかし、スルホン酸系はラウレス硫酸Na等の硫酸系に次ぐほどの刺激の強さがあり、シャンプーを使うのであれば絶対に避けなきゃいけない洗浄成分です。なぜ、そんな頭皮や髪の毛を傷めつけるくらいの刺激や脱脂力がある洗浄成分を”刺激が弱い”と表記しているのか?
それは、市販のシャンプーの多くにオレフィンスルホン酸が配合されてしまっているからです。
「ラウレス硫酸Naは危険だよ!」ということで、大手化粧品企業はラウレス硫酸Naの代わりにオレフィンスルホン酸を使用する傾向にあります。もし「オレフィンスルホン酸も危険だよ!」と書いてしまったら、LDK(雑誌)の7割くらいのページが無くなります。
もし7割のページが無くなってしまったら、雑誌として発行できなくなり売り上げも見込めなくなります。そのため”仕方なく売上のためにオレフィンスルホン酸を刺激の弱い成分にした”のではないかと憶測できます。
表紙に”髪と地肌に本当にいいシャンプー”って書くのであれば、市販・通販問わずにしっかり紹介してほしいですね!
LDK(雑誌)シャンプー編は信じるな!
スルホン酸系がアミノ酸系と紹介
シャンプーを個別に評価しているページにもおかしな記載をいくつか見つけました。
画像からもわかる通り、”主な洗浄成分”の部分には「コカミドプロピルベタイン、スルホン酸系2種類(省略)」が書かれているのが、わかると思います。そして下の説明文に注目です。
「アミノ酸系洗浄成分で比較的マイルドだけど…。」という記載。いや、アミノ酸系洗浄成分は一切見当たりませんが?
ちょっと気になったので、このココカラファイン薬局のPBシャンプーココプリンセスの成分表も見てみましたが、一切アミノ酸系洗浄成分が配合されていません。(一応タウリン系のココイルメチルタウリンNaは配合されていましたが…。)
この時点で「LDK(雑誌)がまた嘘ついてるよー」と思ったのですが、ココプリンセスの公式ページを見てみると「アミノ酸系シャンプー」の記載が…!もしかしたらLDKは公式ページを丸々コピペしてるだけなのかもしれませんね。
そもそものココプリンセスシャンプー自体が良いシャンプーじゃないので、あまり気にすることのない誤記載ではあります。笑)
パンテノールがやたらと押される理由は?
このLDK(雑誌)では、おかしなくらいパンテノールがごり押しされています。
特にダメシャンプーの中のダメシャンプーと言われているパンテーンエクストラダメージシャンプーがパンテノールが配合されているというだけで、かなりの高評価になっています。
参考:パンテーンエクストラダメージケアシャンプーの口コミは信じるな?成分を評価!
確かにパンテノール自体はとても優秀なダメージ補修成分です。頭皮の新陳代謝を促してくれる効果もあるほどです。しかし、パンテーンに配合されている量は、ごく微量。
LDKでは「パンテノール配合でツルスベ感!」と記載されています。しかし、このシャンプーにはジメチコンがたっぷり配合されていて、その効果でツルスベに感じるだけです。
加えて洗浄成分は、ラウレス硫酸アンモニウムがメインです。LDKでは「ラウレス硫酸Naよりも刺激が少なく」と記載されていますが、そんなことは一切あり得ません。同じ硫酸系で同等の刺激があります。
なぜ、こんなにLDKではパンテノール押しとパンテーンが高評価なのか。黒い闇を感じざるを得ないですね。
もし、パンテノールのようなダメージケア成分を使ったシャンプーを使いたいなら、成分表の上部に”ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)”や”γードコサラクトン”が記載されているのもおすすめです。特にトリートメントであれば、もっと良いですね!
ポイントまとめ
①LDK(雑誌)は結構適当なことを記載!
②LDKよりも大手化粧品公式サイトが酷い!
③謎のパンテノール押しが気になる!
という感じですね。
わざわざ1,000円も出して買う雑誌ではないかな?と思います。この本に1,000円出すのであれば。いつも使っているシャンプーに+1,000円出して、良いシャンプーを試した方がいいでしょう!
例えば、ハーブガーデンとかザックとか本当に良いシャンプーはたくさんありますよ☆また、シャンプージプシーとして28年間悩み続けていたシャンプー選びを解決してくれたのは、ハーブガーデンです。
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